骨が足りない・治療を断られた方へザイゴマインプラント

硬い頬骨(ザイゴマ)を固定源にインプラント治療が受けられます

ザイゴマインプラントとは、顎の骨ではなく頬骨にインプラントを埋入し、噛み合わせを再現する治療法です。顎の骨が痩せてインプラントを諦めている方にも、身体の負担を軽減したインプラント治療をご提供しています。

ザイゴマインプラントは
このような方にお勧めしています

ザイゴマインプラントのメリット

ザイゴマインプラントのメリットには、咀嚼力の高さもありますが、骨量が足りない方のインプラント治療の負担を軽減するというメリットがあります。

顎骨が足りない場合、サイナスリフトなどの骨移植によって骨を増やしてからインプラントを埋入します。これにより、骨移植によって費用負担や身体的負担が大きくなるだけでなく、治療が長期化するといったデメリットがあります。
また、骨移植を行ったとしても、骨が軟らかいままではインプラント治療に適さず、再治療が必要になる可能性も否定できません。

ザイゴマインプラントは、骨が足りない方の負担を軽減し、治療期間を軽減しながら、噛み合わせを再現することが可能なインプラント治療なのです。

通常のインプラント治療との違い

通常のインプラント治療は顎の骨にインプラントを埋入しますが、顎の骨が痩せて骨量が足りなくなると、治療が困難になってしまいます。
骨移植で骨を増やしてインプラント治療を行うことも可能ですが、ザイゴマインプラント（頬骨インプラント）により、負担を軽減して噛み合わせを再現するという方法もあります。

頬骨はとても硬く、インプラントをしっかり固定します

頬骨にインプラントを埋入することに対して、不安を覚える方も少なくないでしょう。しかし、頬骨はとても硬いため、インプラントの固定に適しています。
通常よりも長いインプラントを使用することで、しっかりと上部構造を固定できるようになります。

ザイゴマインプラント
フィクスチャー

頬の骨に埋め込まれた
インプラント

オールオン4との違い

骨移植を避けて、インプラント治療を実現する方法に「オールオン4」もありますが、ひどく骨が痩せている場合には、オールオン4を行うことも困難になります。
重度の歯周病等によって骨の吸収がひどく進んでいる方で、骨移植せずにオールオン4を行うことが困難な方に、ザイゴマインプラントをお勧めしています。

オールオン4と同様に、ザイゴマインプラントも手術当日に仮歯を装着することが可能ですが、オールオン4以上に高度な治療技術と知識が必要となることから、治療を受けられる歯科医院が少ないのが実情です。

オールオン4

ザイゴマインプラント

ザイゴマインプラント治療の
安全性を高める4つのフロー

ザイゴマインプラント治療は高い技術が必要となりますが、当院では3Ｄ技術を駆使し、より確実性・安全性の向上に努めています。

1CT撮影により3Dデータを取得

お口の中だけでなく、顎顔面の詳細なデータを取得します。

23Dプリンターで模型を製作

顎顔面の3Ｄデータをもとに、3Dプリンターで模型を製作します。

3ノーベルクリニシャンによる
シミュレーション

ノーベルクリニシャンという専用ソフトを使用した術前シミュレーションにより、埋入位置・深さ等を確認し、治療の確実性を高めます。

4歯科麻酔医による
全身管理・フォロー

手術は歯科麻酔医の全身管理下で静脈内鎮静法を併用し、眠っているような状態で行います。当院は術後のフォローも徹底し、精神的・身体的負担の軽減とリスク管理に努めています。

ザイゴマインプラントの費用

ザイゴマインプラント治療の費用は、通常のインプラント治療費にザイゴマインプラントの料金を加算した金額となります。

料金表をスクロールして確認

※上記の価格には、すべて消費税が含まれています。

※顎骨が痩せてインプラント治療が困難だと診断された方にのみ、
ザイゴマインプラント費用44万円(税込)が加算されます。

※使用するザイゴマインプラントの本数が増えた場合、多数歯抜歯は別途費用が加算されます。

※ザイゴマインプラント費用44万円は、チタンフレームを使用した場合の金額です。
ご希望によりジルコニアフレーム(追加費用 税込88万円)へと変更可能です。

ザイゴマインプラントのリスク・注意点

ザイゴマインプラントも、通常のインプラント治療と同様に、手術が必要となるためリスクが伴います。また、治療成功には、生活習慣やメンテナンスの状態なども影響するため、術前・術後の過ごし方には注意が必要です。

当院では、術前・術後の注意点について事前に詳しくご説明しますので、医師の指示の従ってお過ごしください。